入居した部屋のドアを開けると、壁や建具、柱はすべて白。
そこにウォールナット色のフローリングが広がる、
とてもシンプルな空間でした。
持ち込んだ家具もウォールナット色が中心だったため、
床との相性はよく、統一感を出しやすいと当初は感じていました。
家具を入れて部屋をぐるっと見渡すと、白い壁の面積が想像以上に広く、
少し無機質な印象。
また、床と家具はウォールナットの色味の深さが際立ち、
白い壁とは対照的でした。

この対照的な2つの色をつなぐ存在、
リビング・ダイニングのテーマカラーとして、
私が選んだのは「グリーン」です。


以前育てていたケントビューティを
リースにしました。
ダイニングテーブルの下に敷くラグや、ダイニングチェアに置くクッション、
小物にも少し彩りを添えたいと思いました。
ただ、目に入る色はできるだけ心が落ち着くものにしたい。
そんな思いから、白とウォールナットをやさしくつないでくれる色。
そして、観葉植物とも自然になじむ色。それが私にとってのグリーンです。

歳を重ねると伴に、家で過ごす時間がどんどん長くなっていきました。
刺激ではなく心安らぐ空間の大切さを感じています。
愛着のある家具、目から入る情報、整理しやすい物の配置、
より愛着が育つような部屋にしたい。
こうして、私の部屋づくりが始まりました。
