香港の端午節2019はいつ?!ドラゴンボートの時間や場所、ちまきの種類などをご紹介

日本では5月5日と言えば「端午の節句」で「こどもの日」。香港にも「端午節」(でゅんむーじっ)というお祝いの日があるんですよ。

香港の「端午節」は旧暦の5月5日なので、毎年日にちが変わります。2019年の端午節は6月7日(金)。

香港の「端午節」の時期には、粽(ちまき)を食べたりドラゴンボート・レース(龍船)があったりと、日本の「端午の節句」とは少し違うようです。そんな香港の「端午節」について、端午節の「ちまき」のことや「ドラゴンボート」の開催場所やその時期、時間、アクセス方法について、お話してまいりますね。

そもそも「端午節」ってなあに?

日本の「端午の節句」は「男の子のお節句」で「こどもの日」ですよね。

香港の「端午節」も、こどもの成長をお祝いする日なのかと思ったら、なんと香港には「児童節」(いーとんじっ)という「こどもの日」が別にありました。ただ、香港の「児童節」は祝日ではありません。学校がお休みになるところはあるようです。(ちなみに児童節は6月1日。)

香港の「端午節」が「こどもの日」ではないなら、そもそも「端午節」って何なんだろう?

端午の節句は季節を分ける日

日本では「端午の節句」と言いますが、「端午の節分」とも言うのだそうです。つまり「節分」ですから「季節を分ける」のですね。

2月の「節分」も冬と春の季節を分けるもの。日本で2月の節分に豆まきをしたり年の数だけ豆を食べるのは「厄除け」「邪気除け」なのです。

「端午の節句(節分)」は香港を含む中国では、「春節(旧正月)」「中秋節」と合わせて「中国伝統の三大節句」として大事にされているんですよ。

端午節の発祥

「端午節」の発祥は「楚」(そ)という国から。

「楚」とは紀元前223年までの中国の王朝名です。この「楚」の国の政治家で中国古代の詩人だった「屈原」(くつげん)という人は、「楚」が「秦」(しん)の国に騙され狙われている事を知り、「斉」(せい)の国と協力して「秦」をやっつけよう!と国王に進言するも同僚から嫉妬され国王のもとから遠ざけられました。

その後、屈原が危惧した通り、紀元前278年の旧暦5月5日に「楚」は「秦」に攻め落とされました。この知らせを受けた「屈原」は、将来を悲観し川に身を投じます。屈原は詩人としても有名で楚の国民から愛されていたため、「屈原が身投げした」と聞いた人々は一斉に屈原を探しに・助けに川へ船を出したのだそう。

香港のドラゴンボート・レース

この船を一斉に出した様子が、現在の「ドラゴンボート・レース」(龍船)に繋がっているのですね。そして「ちまき」は、川の中で屈原が魚に食べられないように魚の気を「こっちにもっと美味しいものがあるよ」と気を引くため「笹の葉にくるんだ餅を川に放った」というのが由来。

ドラゴンボート・レースでけたたましく太鼓を鳴らすのも、川魚を追い払うためにやった事の名残りなのです。

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香港の「端午節」の習慣

香港の「端午節」の習慣と言えば、以下の3つ。

  1. 厄除け・邪気払いをする
  2. ちまきを食べる
  3. ドラゴンボート・レース開催

2番めの「ちまきを食べる」ことも、邪気払いの意味がありますが、もう一つ、厄除け・邪気払いとしてやる習慣があります。それは「よもぎ」と「菖蒲」(しょうぶ)。中国ではよもぎと菖蒲は邪気を払うと言い伝えられてきました。よもぎを刺したりよもぎで人形を作ったり菖蒲酒を飲んだりします。

厄除け・邪気払いからよもぎで人形を作りますが、これはよもぎで作った人形に厄・邪気の身代わりになってもらうという事ですね。

香港の「端午節」に食べる「ちまき」の種類

香港では「端午節」前になると、料理好きな主婦たちは「ちまき作り」に精を出します。「ちまき」を作る時間の余裕がない人は買ってきて、友人知人に「ちまき」を贈り合います。

私も香港に移住してから毎年、香港人の友人から手作りの「ちまき」をいっぱい頂きました。もちもちっとした食感で、具材の味付けが濃くて美味しいです。日本の「おこわ」に似た感じですが香港のちまきはちょっと味が濃いですね。

「ちまき」の「笹の葉」は、魔から自分を守ると言われているのだそうです。

香港の端午節に食べるちまき

香港の端午節に食べる「ちまき」、その種類はもち米にあずきを入れて胡麻や塩を振って頂くものや、鶏肉やハム・卵の黄身を入れるものがあり、いずれも老若男女問わず愛されています。

香港の「端午節」はドラゴンボート・レースを観に行こう!

端午節のドラゴンボート・レース(龍船)

香港の端午節には、ドラゴンボート・レース(龍船)が開催されます。香港は海に囲まれているせいか、開催地は固定ではなく毎年いろいろな所で開催されてきました。

では2019年のドラゴンボート・レースの開催地はどこなのでしょうか?

2019年のドラゴンボート・レースの開催場所へのアクセス方法

香港で開催される2019年のドラゴンボート・レース、開催場所は香港島セントラル(中環)のハーバーフロントです!ハーバーフロントから出てヴィクトリア・ハーバー(海)でのレースですね。(ハーバーフロント前の、香港島と九龍サイドの間の海がヴィクトリア・ハーバーです)

2019年のドラゴンボート・レース開催場所の「セントラル・ハーバーフロント」は、香港島のセントラル(中環)のスターフェリー乗り場の隣にあります。ドラゴンボート・レース開催場所へのアクセス方法は以下の通り。

香港島から開催場所へ向かうなら、MTR(地下鉄)のセントラル(中環)駅で降りて、スターフェリー乗り場方面へ向かうと右手にセントラル・ハーバーフロントが見えます。

九龍サイドから行く場合は、MTR(地下鉄)ならセントラル(中環)を目指して同じようにセントラル・ハーバーフロントへ向かうか、尖沙咀(チムサーチョイ)からスターフェリーでセントラル(中環)へ渡り、フェリーを降りて外へ出たら左方向にセントラル・ハーバーフロントがありますよ。

セントラル・ハーバーフロント場所の情報

2019年のドラゴンボート・レース、香港の開催地情報を以下にまとめます。

開催地 セントラル・ハーバーフロント
住所(英文) 9 Lung Wo Rd., Central, Hong Kong
住所(中文) 香港中環龍和道9號
行き方 香港MTR中環駅・香港駅から徒歩約5分
中環スターフェリー乗り場から徒歩約5分 

セントラル・ハーバーフロントは、香港のどこからも行きやすい場所です。ドラゴンボート・レースが開催される時に香港にいるなら、是非観戦に行ってみませんか?

2019年の香港ドラゴンボート・レース、開催時期と時間は?

2019年の香港でのドラゴンボート・レースは、端午節(6月7日)ではなく、その週の週末の6月14日(金)〜16日(日)に開催されます。開始時間はなどの詳細が発表されましたらすぐこちらでもご案内しますね。

入場無料です。ちなみに例年ドラゴンボート・レースは炎天下の中で開催されますが、会場ではサンミゲルビール・フェスタもありビール飲み大会やバンド演奏もあり、ビールを飲みながらドラゴンボート・レースを観戦する事もできますよ。

観戦場所は日の光を遮るものがないので、帽子やサングラス・ハンドタオルなどを持って行くといいですね。日中は日差しがきついので、朝早い時間に行くのがおすすめです。たいてい朝8時30分からレースが始まりますので、その頃から10時半か11時くらいまでの時間帯だと比較的見やすいでしょう。

2019年の香港端午節、ちまきとドラゴンボート・レースのまとめ

  • 2019年香港の端午節は6月7日(金)
  • 端午節には「ちまき」を食べて厄除け・邪気とりしよう!
  • ドラゴンボート・レース開催時期は6月14日(金)から16日(日)
  • ドラゴンボート・レースが開催される場所はセントラル・ハーバーフロント!
  • ドラゴンボート・レース会場へのアクセス方法は、MTR中環駅か中環のスターフェリー乗り場から徒歩約5分!

端午の節句・端午の節分と言っても、日本と香港では少し習慣が違います。もし旧暦の端午節に香港に行くなら、是非ちまきを味わってドラゴンボート・レースを観戦することをオススメします!

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