香港の国慶節を知って花火を楽しむ方法2018年版、教えます!

香港の10月1日は「国慶節」で毎年祝日です。国慶節って何?と思ったあなた。「国に慶ぶ節」と書きますが、この日は中華人民共和国の建国記念日なのですよ。香港は中華人民共和国の1経済特区ですから、この日は香港も祝賀ムード?

中国大陸では国慶節のお休みが大型連休に。日本のゴールデンウィークと言ったところでしょうか、毎年この中国の大型連休には中国から香港へたくさんの人達が観光に訪れます。

さてそんな国慶節とはいつ出来たのか?どんなものなのか?2018年は花火が上がるの?花火を見るならどこが良いのか、そしてちょっと気をつけるべき事について、香港在住25年の筆者がお伝えします。

香港の国慶節のお休みはいつ?

中華人民共和国という国が出来た記念の祝日=国慶節、中国大陸では例年10月1日から7日までがお休みです。2018年は9月29日と30日が土日のため、9連休!まさに大型連休。香港も中国の一部ですが、香港も国慶節のお休み期間は同じなのでしょうか?

答えはノー。香港は中国だ!と言うなら、祝祭日も中国と同じにすればいいのにと思うのですが、残念ながら香港の国慶節の休日は10月1日のみ。2018年は幸いにも10月1日は月曜日なので、土日とくっつけて3連休になる人も。ちょっと近くの国へ旅行へ出る家族も多そうですよ。

国慶節っていつ出来たの?

さて中華人民共和国(以下「中国」)の建国記念日である「国慶節」って、一体いつ出来たのでしょう?中国は4千年の歴史を誇るなんて言いますが、国慶節は4千年前に出来たのでしょうか?

歴史は毛沢東が生きていた頃にさかのぼります。あら、それってそんなに前の事じゃありませんね。毛沢東は1893年に生まれ1976年に亡くなっています。中国共産党の創立党員メンバーの一人でした。

毛沢東

1934年から続いていた中国の国民党と共産党による内戦が終結したのが1949年のこと。毛沢東の共産党が国民党の本拠地を制圧し、毛沢東は同年10月1日に中華人民共和国の建国を宣言しました。以後、10月1日が中国の建国記念日=国慶節となったわけです。国慶節は、なんと1949年に出来たのですね。まだ100年も経っていません。

1949年といえば日本は昭和24年。日本ではどんな事があったかと言うと、湯川秀樹氏がノーベル賞を受賞したり、漫画「サザエさん」の連載が始まった年。世界的に見ると、ブータン王国が独立したりインドネシアが独立した年のようです。そんなに前のことではありませんが、筆者は生まれていないのでなんとも・・・

香港で国慶節が暦上の祝日になったのがいつからかはわかりません。何故なら、1949年当時は香港は英国統治下にありましたから、中国の記念日を祝日としてすぐさま制定したとは考えにくい。でも、筆者が香港に住み始めた25年前には国慶節の祝日はありました。

しかし、あまり香港市民は国慶節にピンときていない印象を受けたことを覚えています。その後、香港が英国から中国へ返還される1997年が近づくと、国慶節への関心が高まってきたように感じました。

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国慶節の風習って何?

さて、国慶節の香港市民の風習は何かあるのでしょうか?

中国大陸ではこの日、邪を払うために爆竹を鳴らす習慣があるそうです。しかし香港では爆竹は禁止されていますので、特に何かをするという国慶節の風習はありません。まぁ、この日に香港にいる市民としては、家族で食事をしてヴィクトリア湾で打ち上げられる花火を鑑賞するのが楽しみなくらいでしょう。

香港の国慶節で花火を見る方法

10月1日の国慶節は、香港では毎年ヴィクトリア湾で花火が上げられます。2018年は午後8時から。

筆者のオススメは、旅行会社のクルージング!ディナーが付いていて、船上から間近で見る花火は圧巻ですよ。花火鑑賞のクルージングは700香港ドル(1万円)から

香港ポスト誌によると今年の花火は以下の通り。

今年のメーンテーマは「団結共融」。スポンサーによる総費用は約1000万ドルで、打ち上げられる花火は昨年と同じ3万1888発。

今年も個別にテーマを定めた8幕に分けて打ち上げられ、午後9時の開始からおよそ23分、ビクトリアハーバーの海上を彩る。

まず中国愛楽楽団の演奏による名曲「黄河」に乗せて中華民族や民衆の心が1つであることを象徴する「黄河奔騰」で開幕し、第2幕の「グレイテスト・ショー」と銘打った青、赤などの華やかな花火へと続く。

その後も蝶や花、土星などを模した花火が観賞できる。第8幕は30秒間にわたり「錦冠(にしきかむろ)」と呼ばれる黄金色の花火が夜空を彩り、フィナーレにふさわしい盛り上がりが期待できそうだ。

夜空が黄金色に染まるなんて、ワクワクしちゃいますね!

船上から見る花火は優雅ですが、他にも花火を見る方法があります。それはなんと言ってもヴィクトリア湾沿いの路上や湾岸のビルに入っているレストランの窓側の席を予約すること。花火が上がる時間はわずか20分ほどですが、湾岸の通路から花火を見るなら、1時間位前には場所取りに行った方が良いかもしれませんね。

オススメは、九竜半島の尖沙咀(チムサーチョイ)の海沿いのプロムナード。香港島の高層ビルのネオンをバックに豪勢な花火を楽しめて一石二鳥間違いありません!

香港の国慶節で気をつける事は?

国慶節のお休みをはさんで香港を訪れるなら、ちょっとだけ気をつけた方がいい事があります。それは、デモ。

2018年も10月1日の午後3時から、香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)の東角道から2000人規模でのデモが予定されています。このデモは、民主派団体の民間人権陣線によるもので、今回は「香港独立」宣揚を受けて親政府派から23条に基づく立法着手の要求が高まる中で「安全な国家がなければ国家の安全は語れない」をスローガンに立法反対を訴えるもの。

この日の夕刻は香港島の北側はちょっと気をつけて下さいね。今までのデモの様子からすると、銅鑼湾からデモが始まるなら銅鑼湾から中環(セントラル)に向かって行進していくと思います。デモのために人が集まり始める午後2時ごろから夕方6時くらいまでは、香港島の銅鑼湾から中環にかけての地域へ観光やショッピングに出るなら注意しましょう。

でも、デモがあると言っても近くを歩いているだけで攻撃されるような事はありません。ただ、その辺りはバスやタクシーなど車は渋滞します。銅鑼湾から中環地域へ行くなら、出来れば時間をずらす事をオススメします!

香港の国慶節を知って花火を楽しむ方法2018年版のまとめ

  • 香港の国慶節の休日は10月1日!ただし中国大陸では10月1日から7日間の連休
  • 国慶節とは建国記念日のこと
  • 国慶節が出来たのは、毛沢東が中華人民共和国の建国を1949年に宣言した時
  • 国慶節には邪を払うため爆竹を鳴らす習慣が中国大陸にあるが、香港は爆竹禁止
  • 香港の国慶節で1番の楽しみは花火!
  • 香港の国慶節で花火を鑑賞するならクルーズがオススメ!
  • 2018年の香港の国慶節は、香港島の北側で午後にあるデモに気をつけよう

国慶節の頃に香港を訪れるなら、是非10月1日の夜にヴィクトリア湾で打ち上げられる花火を見て下さいね。筆者は日本の風情ある花火が好きですが、豪勢な香港の花火も見ものですよ。

エンジョイ!香港☆エンジョイ!国慶節☆

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