2019年10月28日の香港ナウ

香港が英国から中国へ返還されたのが1997年の事。筆者が香港へ移住して4年目のことでした。

当時から、中国へ返還されても香港はそれまでの体制を50年間維持する!というのが謳い文句。

でも、そんなこと、まだ中国へ変換される前の当時でさえ、誰も信じていなかった。

香港が英国から中国へ返還された1997年のあの頃、生まれたばかりだった子どもたちが、まだ生まれていなかった子どもたちが、今、香港の自由を守ろうと必死に闘っています。

5年前の2014年にも、香港民主化のデモが長期化しましたが、今年2019年のデモは5年前とは全然違う。

そして、こんなにも長期化しています。もう既に21週も連続でデモが行われているのです!

どうなっちゃうのか、心配でヒヤヒヤしながら、ただ案じるしかありません。そんな香港ナウ!をお届けします。

逃亡犯条例改正案は撤回された

そもそも今回2019年の、香港市民による民主化デモが勃発した原因がコレ。「逃亡犯条例改正案」というやつです。

つまり、「逃亡犯条例」とは他の国や地域で起きた事件の容疑者を、引き渡し協定のある所へ送る」というもの。日本でも時々話題になりますよね。日本で外国籍の人が事件を起こして日本から逃げた時に、その国と日本が「逃亡犯引き渡し」の協定が結ばれていれば、その犯人は日本へ引き渡されます。逆も然り。

これで香港市民が危惧しているのは、ここからは筆者の憶測で書く事をご理解ください。

なんやかんやと理由をつけて、何か犯罪を起こしていない人であっても、中国(大陸)へ送られて自由を奪われる可能性を否定出来ないから(実際、香港市民が拉致されて・・・というケースがありますから)、この条例が施行される事に対して、強烈に拒否反応を起こしているのだと思います。

もう、春から香港市民の多くが反発して、時に200万人に及ぶ市民達がデモに参加したのでうしょ。小さな街である香港の総人口が約700万強ですよ。そのうち200万人もの市民がデモに参加するっていうのは驚異的だと感じています。

遅すぎた「逃亡犯条例改正案」の撤回

ようやく、逃亡犯条例改正案は撤回されました。しかし、それはきっと誰が見ても「遅すぎた」と感じたのではないでしょうか?

香港でのデモの女神とも言われている、日本語も堪能なアグネス・チョウさんのツィートから。

自殺した人、自殺にみせかけられたかもしれない市民もいるのかも、しれません。

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犠牲者を生み出したのは香港市民じゃない!

目を失ったのは、香港市民ではなく、デモの様子を取材していたメディアの人でした。

香港がこれからどうなってしまうのか?香港市民がどうなるのか…私には愛する家族と同じ存在の友人、心からお慕いしているお師匠様や、たくさんの心配する人たちがいます。動きたくても動けない市民も、たくさんいます。

香港警察は、何を守っているのか?

これはきっと、香港だけの問題じゃない。どこの国でも起こりうる事だと思います。

どこの国だって、警察は市民を守るために存在しているはず。でも実際はそうではない状態になる時は、ほんと、どこの国にだって起こったかもしれないし、これからも、どこの国にだって起こる可能性は否定できない。

例えば日本の拉致問題だって然り。

もうやめて!もう、市民を攻撃するのはやめて!香港警察の人たちだって、仕事だからやっているという人もいるでしょうし(上の命令には逆らえないから)、マジで香港市民のデモに反発している人もいるでしょう。

誰も得しないよね、この状態が長引くのは。

どうか、これ以上、痛い思いをする市民が出ない事を祈ります。

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