香港生まれ柳澤大輔の「アイデアは考えるな。」は質より量で発想力を鍛える!

本屋で目に止まったものはその時の自分に必要な何かを教えてくれているメッセージだと思って、迷わず手にとって中を見るようにしています。

昨日本屋で目に止まったのがこの柳澤大輔さん著の「アイデアは考えるな。」

この柳澤大輔著「アイデアは考えるな。」は2009年11月に発売された本なので、ほぼ10年前になりますね。10年前と今では随分社会も動いているけれど、「アイデアは考えるな。」という私には斬新に思えたタイトルとこのシンプルな表紙に惹かれたんです。

最後の著者プロフィールのところを見るとなんと!著者の柳澤大輔さんは香港生まれだというじゃありませんか!1974年に香港で生まれ慶應義塾大学を卒業され、現在は面白法人カヤックの代表取締役なんですね。

この柳澤大輔さんの考え方、絶対おもしろいでしょ、絶対生かせる考え方あるよね!って読み始めました。電車での移動中面白くてグイグイ読んじゃいましたよ。というわけで、あなたにも柳澤大輔さんの「アイデアは考えるな。」をおすそ分け。なんとアイデアは「質より量」で勝負!

香港生まれ柳澤大輔の「アイデアは考えるな。」は質より量で発想力を鍛える!の目次

ではまず柳澤大輔さんの「アイデアは考えるな。」の目次から見ていきますよ。

  • 第1章:悩まずに、まず乗っかろう
  • 第2章:成長するためのヒント
  • 第3章:誰でもアイデアマンになれる
  • 第4章:壁を超えるための発想法
  • 第5章:ゴールへとつながる道

「悩まずに、まず乗っかろう」って、もうこの「アイデアは考えるな。」の前に読んだホリエモンの「多動力」とも通じてますよ。わお!もうこれ、出来る人の思考法ですよね。

堀江貴文「多動力」でホリエモンがあなたに伝えたかった重要な事堀江貴文「多動力」でホリエモンがあなたに伝えたかった重要な事 

ではこの柳澤大輔さんの「アイデアは考えるな。」で気になるポイントをお話して参ります。

アイデアを生み出す力を生む3つのポイント

柳澤大輔さんの「アイデアは考えるな。」には3つのポイントがあります。それは

  • とにかく乗っかる
  • 自分からアイデアをたくさん出す
  • 楽しいと周囲に伝える

この3つです。もしかしたら今までのあなた(わたし)だったら、どれも面倒くさい?でも全部行動できたら楽しそうじゃない?もう目の前に「ワクワク」がワクワクして待っている気がする!

面倒くさいと思うのか、面白がるのか?

誰か知り合いから結婚式に招待される事を想像してほしい。よっぽど仲の良い親友レベルの結婚式でもなければ、行くのは面倒くさいと思うだろう。義理で足を運んだ結婚式は数え切れない。

ここで「アイデアは考えるな。」の著者の柳澤大輔さんはこう言っています。

何か理由をつけて招待を断るか、「面倒くさいけれど、せっかくの機会だし参加しよう」と思い直すかには、大きな差があると思います。

問題なのは、機会をもらったけれど、一見すると面白そうには思えず、むしろ面倒くさそうなことに対して、どういう行動をとるか。

もしとびきり楽しそうにしていれば、それを見ている周りの人が「あの人は誘ったらきっと楽しんでくれそうな気がするから声をかけよう」と、他の機会でも呼んでくれるようになる。

するとどうなるか?面白いことが勝手にどんどん向こうからやってくる状態に!

これは何も結婚式の話だけじゃなく、仕事でも家事でも同じことですよね。いかに面白がって取り組むか?で随分変わります。

筆者は同僚にどんな仕事でもニコニコ笑顔で大喜びで上司や他同僚からふられる仕事を引き受けてやる人がいました。え?そんな雑事のようなことでも?とか、特に面白いわけでもない普通のルーティンのような仕事でさえも、です。嬉しそうに仕事をもらって正確に速く仕事をこなすその人は、だんだん誰からも愛され重宝されるようになりました。

愛想笑い一つしないで(でも、嫌がりさえもせず)引き受けて仕事をするのも、一見変わらないようでいて、仕事を振る方からすればニコニコして面白がってやってくれる人にお願いしたいですよね。

面白がらず淡々と仕事している人に頼んだら、嫌だと言われるかもしれないし、断られるかも知れないもの。

とにかく乗っかるとは、自分の中の壁をなくすこと

柳澤大輔氏は「必要なのは、とにかく目の前に現れた物事に対して乗っかることだ」と言います。

私がこの「アイデアは考えるな。」の本を手にとって購入したのも同じことだと思うのですが、今私の目の前に現れた物事には何か意味がある。きっと今の私に必要なことだ。あなたもきっとそういう事はあるでしょう。ピンとくる、と言うこともあるかしら。

それでも一瞬そう感じても「やっぱ面倒くさいや」と思って、手を付けない物事も少なくないかもしれませんね。

やっぱ面倒くさくても、四の五の言ってないでとにかく乗っかってみる。これがあなたの中にある「壁」をなくすことだと言うのです。何故なら、自分の中に壁があると素直に行動できないからだそう。

自分が楽しいと宣言することで自己暗示にかかる

楽しい楽しいと言っていると、何だか楽しくなってきます。美味しいね!って言いながら食べると、一緒に食べている人との食事の時間が楽しくなる。

ニコニコして歩いていると、気分がアガってくるぅ〜♪

「アイデアは考えるな。」の著者の柳澤大輔さんは「自分が楽しいと宣言することによって、自己暗示がかかる」と書いています。これは先に書きました、同僚が楽しがって嬉しがって仕事している様子も同じことでしょう。

神様にフェイントをかけてみる

え?神様にフェイントをかけるって何?どういうこと?って思いましたよ。これは、自分に変化をもたらすためのエクササイズだそう。

いつも乗る電車のホームに行って、いつも行く方向に乗ると見せかけて、反対方向に行く電車に乗ってみてください。そして、しばらく電車に揺られて旅をするのです。何が起こるでしょうか?

確かに面白そう。時間に余裕があれば是非試したいですね。普段は起こらない事が起こるかもしれないし、何も起こらないかもしれない。でもいつもと違う視点で物事を見てみるという事ですね。

他にも方法はあります。例えば、いつも降りる駅(やバス停)の一つ前で降りてそこから歩いてみる。すると普段はお目にかかれない風景が。これは面白いですよ。

私も昨日やってみたところです。うそ!隣の駅なのに街がこんなに違うって知らなかった!おもしろーい!って。隣の駅から歩くってのに、あまりの安さにびっくりしてトマトや大根とか買っちゃって、重かった!(笑)

成長するためのヒント

この「アイデアは考えるな。」の中で柳澤大輔さんが、脳科学者の茂木健一郎さんの【「脳」整理法】の中から引用して紹介している事に「成長するためのヒント」が。

成功するかどうかわからない、不確実な状況に直面したときに、不安な気持ちを乗り越えてチャレンジし、それが成功するといった体験が一度でもあると、「不確実な状況下でチャレンジする」という脳のルートが強化され、そのような行動が苦労しなくても無意識のうちにとれるようになります。

一方、不確実な状況を前にして、尻込みしてチャレンジすることを避けてしまって、それで済んでしまったということがあると、次に似たような状況が訪れたときに、再び挑戦を回避してしまう傾向が強められてしまうのです。

実は、茂木健一郎さんの【「脳」整理法】という本、読みたくて先日ポチったばかり。何というシンクロ!やっぱり「今ここ」で私に必要な事なんだと勝手に歓喜。

この茂木健一郎さんの引用部分のお話も、自分にも経験があるので、確かにそうだと確信しましたよ。あなたはどう?

量があるからこそ質がある

量より質だ!と言いますよね。量ばっかりあっても質が良くなければ意味ない!って。確かにね。質の悪いものばかり目の前に並べられても・・・安かろう悪かろうみたいなね。

でもね、柳澤大輔さんは言います。

たくさん答えがあるのが普通なのに、「アイデアを出してください」というと「すごいアイデア」を見つけようとするから、なかなか案を出せない。

一方で「10個アイデアを出してください」と言うと、誰でも10個思いつくことができる。

そしてヒントとしてこんなことも。

  • ピカソは生涯2万点以上の絵を描いた
  • バッハは少なくとも週に1曲は作曲していた
  • エジソンの死後、アイデアメモがぎっしり書かれた3500冊ものノートが発見された

量を出すからこそ、その中から珠玉の1つが生まれるのですよね。柳澤大輔さんは、「実は、アイデアをたくさんだそうとするからこそ、すごいアイデアが出てくるのだともいえます」と。

縛りがあると発想が面白くなる

アイデアを出すためのはじめのステップは、その目的と制約条件の設定だと柳澤大輔氏は「アイデアは考えるな。」で書いています。

確かにアイデアを出す「目的」がわからなければ、アイデアを絞ることはできません。そして制約条件があるのとないのでは、アイデアの出し方も絞り方も大きく変わってくるでしょう。

何でもいいからアイデア出して!と言われても難しいですよね。シチュエーションによって違うでしょうが、例えば「予算」であったり「期日」であったり、そして何より「テーマ」があるとアイデアは出しやすくなります。

アイデアの良し悪しは予算の金額とは必ずしも関係がないのが面白いところです。予算がなければないで、その中で出来ることを必死で考えますので、意外と面白いものができることも多いのです。

使えるお金が少ない深夜のTV番組の方が、意外と面白かったりしますよね。

と柳澤大輔氏は書いています。

時間という制約条件が最高のものを生み出す

モーニング娘。をプロデュースした「つんく♂」さんが「LOVEマシーン」というヒットソングを作った時、CDを出す日まで決まっていたのに、曲も詞も全然できていなくて、締切当日の朝までレコーディングしていたそう。

その「つんく♂」さんが自身の著書「一番になる人」で語っていることを紹介されています。

時間が限られているからこそ、人間の最大限の能力が引き出されていくのです。

あの経験を経てから、締切とは、人間の力を目一杯に引き出す装置だと思うようになりました。だから絶対に締切は守る。

なるほど。わかるような気がします。締切(期日)ギリギリになって、火事場の底のようなものが出てきて、やり遂げられることってあるんだなぁと。だから諦めない。

壁を超えるための発想法

それは「オチをイメージ化して逆算する」のだと「アイデアは考えるな。」の柳澤大輔さんは言います。

「オチ」ではないけれど、「逆算法」は私もよくやります。締切までの日数を、やり遂げなければならない事柄を分割してこなしていくというやり方。その「オチをイメージ化して逆算する」方法を、1人で簡単にできるものとして3つ教えてくれています。

  • 結果逆算法
  • マンダラチャート
  • アイデアの公式

この中の「マンダラチャート」というのがイイ!ですよ。確かにこれ、アイデア出しの練習に有効だと思います。気になるあなた、是非本書をお読みくださいね。

ヒントは「マインドマップ」。

アイデアの公式を利用する

柳澤大輔氏はこの「アイデアは考えるな。」の中で、「アイデアの公式」を利用すれば、より面白いアイデアがどんどん出てくるとして、40種類あるというアイデアの公式の一部を本書で紹介しています。

その中でも、柳澤大輔氏自身が特に役に立つと思う公式は、

  • 一部を変えよ
  • 逆にせよ
  • 良くない状況から何かを引き出し利用せよ

の3つだと言っています。この公式文だけでは何が何だかわからないかもしれませんね。例えば、満員電車を楽しむためのアイデアを出すために「良くない状況から何かを引き出し利用せよ」という公式を使うと?

→「良くない状況である」=「窮屈な状況である」→「この状況を利用して押し花を作ってみる」とか、この状況は暑いと考え「ダイエットスーツを来て更に汗だくになってダイエット!」など。なるほど。こうやって考えていくと面白いですね。

アイデアが出なくて煮詰まっちゃってるあなたに、この「アイデアは考えるな。」をおすすめします!

  • アイデアを生み出す力を生む3つのポイントは「とにかく乗っかる」「自分からアイデアをたくさん出す」「楽しいと周囲に伝えること」だ!
  • どんな事でも面倒くさいと思うのか面白がるのかで変わってくる
  • 自分の中に壁があるとすぐに行動できないから、とにかく乗っかってみる!
  • 自分が楽しいと宣言すると、自己暗示にかかる
  • 神様にフェイントをかけてみると普段は見えないことに気づくかも?
  • 成長するためのヒントは、不確実な状況下でチャレンジすること
  • 量があるからこそ質の高いものが生まれる
  • 縛りがあると発想は断然面白くなる
  • 壁を超えるための発想法は、オチをイメージ化して逆算することだ

最後に「イメージしないことは実現しない」というのをいつも忘れずにいたいですね。

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