香港は生活費が安そうなイメージがあるかもしれません。
でも香港で暮らすのは大変です。香港で生活するには毎月かなりのお金が必要。
そんな香港、2020年の生活費ランキングで1位になったというニュースが。
香港の生活費がどうして高いかって?
それはもう、バカみたいに高い家賃と教育費ですよ。
では今日はこの2020年の生活費ランキングで香港が1位になった事についてお伝えしますね。
2020年の生活費ランキングで香港が1位なわけ
香港はとにかく居住費が高い。日本の比じゃありません。狭くてちゃちな(適当な)造りなのに、とにかくべらぼうい高いのです。
香港の生活費にどのくらいかかるかというのは、別で記事を書いていますので、この記事の終わりにリンクを貼っておきますね。
しかし、このコロナ禍で、なおかつ香港は昨年から続く香港市民のデモ活動などにより、経済は他の国よりも早くから打撃を受けています。
それでも生活費は変わらず高いのですね。そうそう簡単に家賃は下がらないし、学費だって固定ですから安くはならないのです。
というわけで、生活費ランキングで香港が1位になったのは、3年連続となりました。
2020年の生活費ランキング1位から10位まで
この「生活費ランキング」は、アメリカのコンサルティング会社であるマーサー社による調査で発表されています。
マーサー社のウェブサイトはこちら。こちらのウェブサイトから英文による調査結果をダウンロードする事ができますよ。
さて、2020年の生活費ランキングで1位は香港ですが、2位以下がどうなっているのかを見てみましょう。
- 2位:アシガバード(中央アジア トルクメニスタンの首都)
- 3位:東京
- 4位:チューリヒ(スイス)
- 5位:シンガポール
- 6位:ニューヨーク市
- 7位:上海
- 8位:ベルン(スイス)
- 9位:ジュネーブ(スイス)
- 10位:北京
どうでしょうか?意外ですか?
私はちょっと驚きました。日本は東京しか入っていませんね。そしてスイスと中国の都市が3ヶ所ずつ入っているとは!
私の家人がシンガポールに住んでいた事があります。香港よりも日本から遠いのに、日本の食品や本屋さんが充実していて驚いたことを思い出しました。
あと、家人の話では、シンガポールはとにかくタバコが高い!とか。
2020年の生活費ランキングで香港が1位のまとめ
- 生活費ランキング3年連続で香港が1位!
- 香港は家賃と学費が異常に高い
- デモに続いてのコロナ禍でも、変動がない家賃と学費は高い!
とはいえ、一国二制度が危くなってきた香港。これからはどうなるかわかりませんね。
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