ひすいこたろう名言セラピー「幕末スペシャル」坂本龍馬がかっこいいのか高杉晋作か?

書籍紹介

私の大好きな、ひすいこたろうさんの「名言セラピー幕末スペシャル」。2010年に出された本ですが、10年たった今読んでもめちゃ面白い!

ひすいこたろうさん、幕末好きですよね。今まで読んだ他の本でもそこかしこに幕末のお話が。

筆者(私)の家族も歴史マニア、幕末大好きなのでね、自然と幕末にも話が明るくなっていくというもの。しかし家族から話を聞くより、ひすいこたろうさんの書いたものは面白いからするすると心に入ってくるんですよ。これぞ「名言セラピー」たる所以でしょうか。

というわけで、今日はひすいこたろうさんの「名言セラピー幕末スペシャル」についてご紹介しますよ!

名言セラピー幕末スペシャルの目次

ではまず、ひすいこたろうさんの「名言セラピー幕末スペシャル」の目次から見て参りましょう。

  • 第1章:革命とは新しい自分と出会う挑戦
  • 第2章:人は、出会いで生まれ変わる
  • 第3章:学ぶしかないぜよ
  • 第4章:チャンスとは「逆境」なり

各章のタイトルがもう、名言ですよね!「革命」というとこれまたでっかいことをやる難しいことのようにも思いますが、「新しい自分と出会う挑戦」と言われると、もうそれだけでワクワクしちゃいませんか?

できないんじゃないだろ?やらないだけだ

「できないんじゃないだろ?やらないだけだ」とは、安政二年6月二十七日に吉田松陰が言ったとされる「能はざるに非ざるなり、為さざるなり」のこと。

あなたも言っていませんか?「できないできない」って。いや、出来ないわけじゃない。やってないだけ。まだやり始めていないだけではありませんか?

幕末の武士たちは、新しい日本を作るために、江戸幕府を倒そうとしていました。そう、彼らの目的は江戸幕府を倒すこと。しかし、かの坂本龍馬は違ったといいます。龍馬はね、「江戸幕府を倒した後の、その先の自由な世界で遊びたかった」というのが江戸幕府を倒す動機だった。

これ、すごくイイと思いませんか?

ようするに到達点の違いと言うんでしょうか。江戸幕府を倒すという目的は、皆それぞれに今の世の中はイヤだ、変えたい!と思ったのでしょうけれど、じゃあ江戸幕府を倒せばすっかり良くなるのかと言うと?江戸幕府を倒しても、その後どうするともっと良くなるのか?というイメージが描かれていないと「あれー、江戸幕府倒したのに何も変わってねー」みたいになっちゃう。

龍馬、最高!坂本龍馬に憧れる人はたくさんいると思います。そんな龍馬大好きな人達へ、ひすいこたろうさんは語っています。

龍馬を目標とするのではない。

龍馬を軽々と超えていけ!

その先に行こう!その先で遊ぼう!

めっちゃいい!その先で遊ぶの、ワクワクしちゃいますよね。さぁ、あなたはどう遊ぶ?

目の前を見る?俯瞰する?

さて吉田松陰という人がいました。いやもう、ひすいこたろうさんだとか、幕末だとかいうキーワードでこの記事を読んでる方なら吉田松陰先生を知らないなんてことはないと思います。

吉田松陰は黒船を見て、日本を変えるためにはアメリカという国を自分の目で見てくる必要がある!と思って日本脱出を図りました。当時は海外渡航は禁じられていたんです。密出国なんて見つかったら死罪もの。

それでも吉田松陰は兄に宛てた手紙にこう書いていました。

海外渡航の禁は徳川一世の事にすぎない。今回のことは、三千年の日本の運命に関係する異常、この禁に思い煩うことなんて出来なかった。

吉田松陰は、今(出国するかどうか)や、この少し先(出国が見つかった時)の事などどうでも良くて、千年単位の歴史的価値観に基づいて動いていたというのです。器デカ!

そう、もちろんあなたも知っての通り、坂本龍馬や吉田松陰など、この幕末に生きた人たちのおかげで今があるんですよね。

大事なのは何をするかではなく、どんな気持ちでそれをするか

何か大きな事を成し遂げれば歴史に名が残る。

でも、ひすいこたろうさんは言います。大事なのは何をするかではなく、どんな気持ちでそれをするかだと。それは先に紹介した坂本龍馬の江戸幕府倒すぞ!の動機にも通じることですね。

小さな一歩もそこに思いを込めれば大きな一歩となる。幕末の人達は私たちに教えてくれました。ひすいこたろうさんが誰にでもわかるように伝えてくれています。

人が仲良くなると書いて食

坂本龍馬が日本で初めて作った「カンパニー(会社)」。このカンパニーの語源は中世イタリア語の「カンパーニャ」にあるそう。

その「カンパーニャ」は、「cam(コン)」という「共にする」という言葉と「pania(パーニャ)」という「パン」の意味が合わさっています。これを日本的に言うと「同じ釜の飯を食う」なのだとか。なるほどね。

「人」が仲「良」くなると書いて「食」。おお!素晴らしい。つまり、同じ釜の飯を食うを日本の食で言うなら、鍋最高!鍋ですよ。坂本龍馬は軍鶏鍋が大好きだったそうで、相手との心の距離を縮めるためには、同じ鍋をつつくと。相手と一緒に同じものを食べるというのは、相手と仲良くなるのにとても重要なことなのだそうです。

確かにね、本当に仲良しさんとは一緒にご飯食べられます。だけど、ご飯を同席したくない人っていうのも、いるんですよね。あなたはそういう人、いませんか?要するに、仲良しじゃないって事ですけどね。

吉田松陰の分かち合う精神

吉田松陰の松下村塾は学びたいと思う人を受け入れていたのですが、今的に考えると、「授業料いくらだったんだろ?」みたいな?(笑)

なんと授業料無料だったんですって!まぁ、あの時代でもしかして無料なんてこともあったかもしれないですが、しかし実際問題、本当に授業料無料で誰でも受け入れていたら生活出来ないですよね?塾の運営を維持するのは難しいんじゃ?

でも、松下村塾は授業料無料でした。ただし条件が一つあったそう。それはね、「弁当は持ってきてね(自分の飯は自分で用意してね)」だったとか。最高!とは言え、お弁当忘れても食べさせてあげてたそうですよ。愛ですね。

そしてね、松陰先生は何かいただきものをすると、必ずそれを塾生たちと分かち合っていたそう。それがたとえ1個のお饅頭だったとしても、等分に切り分けたとか。一口とも言えないくらい「ちっさ!」だったものもあったでしょう。きっと塾生は「それは分けなくていいから先生食べてください!」って思ったよね、みたいな(笑)。

そんなエピソードを聞くともうね、やられちゃいます。あ、そうか、ひすいこたろうさんが書いています。「自」らを「分」け与える。それが本当の「自分」。かっこいい!

福沢諭吉の誤算

福沢諭吉と言えば、一万円札の人?もちろんそうですけれど、慶應義塾の創設者ですね。この福沢諭吉さんは蘭学者でした。当時の日本はオランダこそが世界を知る上でもっとも大切だと言われていた時代だったんです。

ところが福沢諭吉が大阪から江戸に出てきて、外国人が多い横浜へ行ってみると・・・うっそー!全然わかんない!理解できない!って慌てたよう。何故って横浜に居た外国人たちが話していたのはオランダ語ではなく、英語だったからです。

諭吉先生、頑張ってオランダ語を身につけたのに、世界をリードしていたのはイギリスでありアメリカであって、英語を理解することこそが、世界を知ることにつながると知って愕然としたことでしょう。蘭学者の権威とも言える存在だったでしょうに、そこから福沢諭吉は英語を猛勉強したそう。

この福沢諭吉の姿勢に学ぶことがありますよね。それを、ひすいこたろうさんが教えてくれています。

過去には一切執着しない。

だって、過ぎ去ったんだぜ。

だよねー。過去の栄光にいつまでもしがみついていたって、今はもう使えないんじゃ意味ないんです。

チャンスとは逆境なり

吉田松陰が遺した言葉をご紹介。

一月にして能くせずんば、則ち両月にして之れを為さん。

両月にして能くせずんば、則ち百日にして之れを為さん。

之れを為して成らずんば輟めざるなり。

これを、ひすいこたろうさんの言葉にすると、

1ヶ月でできなければ2ヶ月かければいい。

2ヶ月でもできなければ100日かければいい。

いくらやってもできなければ、できるまでやればいい。

まさにその通りですよね。諦めない!とにかくやってみることが、やり続けることが大事なんです。逆境こそがチャンス!チャンスとは逆境なのですね。

今日を生きる

高杉晋作は、吉田松陰からの手紙を読んで、「志がなければ生きていても死んでいるのと同じだ」と思い、それが高杉晋作の革命児へのスイッチが入りました。

生きるも死ぬも、それはどっちでもいい。それより大切なのは、その志をやり遂げることと。そう、いつか必ず来る人生最後の日。誰にでも訪れる最後の日があります。ひすいこたろうさんはこう言っていますよ。

人生最後の日に、「あーおもしろかった」と笑って死ねるか。そこから逆算して、「では今日は何をすべきか」と考えればいい。

朝生まれ、夜死ぬ。

そのつもりで今日を生きるのです。

そうですね。いくらまだ若くても、必ず明日があるとは限りません。何かの理由でもう明日はないかもしれないのです。だから、朝生まれ、夜死ぬ。明日はないと思って今日を、今を大事に生きる!

高杉晋作は波乱万丈の人生でしたが、こんな事を言っていました。

僕は金輪際、「困った」という言葉を決して吐かない

言霊ですね。困った困ったと、確かに困った状況に陥るからつい口に出てしまう言葉。すると更に困った出来事を引き寄せてしまう。だから高杉晋作は「もう困ったって言わない!」って宣言(笑)。お茶目さんです。

高杉晋作辞世の句は「おもしろきこともなき世をおもしろく」。これをひすいこたろうさんがわかりやすく伝えてくれています。

おもしろくないことをおもしろくする。

困ったことすらおもしろくする。

それこそが人生です。

刀の代わりに三味線を持ち、歌いながら、女性を口説きながら革命を起こした高杉晋作。遊び心を忘れない、最高に愉快に生きた人でしょう。

まだ間に合う!

最後に、ひすいこたろうさんが本書「名言セラピー幕末スペシャル」で最高にいい事を書かれているので、それを紹介します。

人生を冒険として生きても死ぬし、

何もしなくても死ぬ。

だったら、どう生きたい?

たった1回の勇気、それを振り絞るために僕らは生まれてきた。

90年の人生を振り返って、後悔していることは何ですか?というアンケートをアメリカで90歳以上の方に行ったそう。これの質問にたいして、90%の人達が同じ答えだったそうですよ。それはね、「もっと冒険しておけばよかった」ということ。

そう、あなたはまだ間に合うんですよ!勇気がわきませんか?

そんな、ひすいこたろうさん著の「名言セラピー幕末スペシャル」はこちら。

ひすいこたろう名言セラピー「幕末スペシャル」坂本龍馬がかっこいいのか高杉晋作か?のまとめ

  • できないんじゃない、やらないだけだ
  • 今目の前の事だけを見ていないで、もっと大きくとらえて考えてみよう
  • 仲良くなりたかったら、同じ釜の飯を食おう
  • 自らを分け与えるのが本当の自分
  • 今使えないなら過去の事に執着するな
  • 諦めないことこそが道を作る
  • 明日はないかもしれないから、今日を一生懸命生きよう!

今困っている事があるなら、チャンスかもしれませんよ?

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